このブログの右上にある「かんごをへらす」ということばの意味を明らかにしようと思います。
ここのところ、中国における反日行動がマスコミで報じられています。その問題はここでは触れません。
私が「漢語を減らす」と書いたのは、「日本語における漢語を減らす」という意味で、中国や台湾で使われている漢語について言及しているわけではありません。正確には、「心に響く和語を大切にしよう」と私は言いたいのです。
私は中国語の音をきれいだと感じます。どこの国の言語であれ、一方言であれ、それぞれに美しいと感じます。鳥の声が美しいと感じることと何の違いもないのかもしれませんし、話す人の個性が美しく感じられたときにそう感じるのかもしれません。
あなたが日本人であろうとなかろうと、あなたが和語のよさを感じたときには、そのことばをもっと使ってみませんか。
法律用語、取り扱い説明書、行政用語における漢語の羅列に心がこもっていないと感じるのは私だけではないのではないでしょうか。
トリセツを読んでいてイライラしたことはありませんか。
裁判でも起こそうとした時、法律用語に戸惑いませんでしたか。
行政組織から送られてくる文書のその硬さに嫌な感じをもったことはありませんか。
人の心が見えないのです。
ただそれだけです。
それゆえ、今あることばを壊してみなければいけないのではないかと思います。ひとりひとりの務めです。例えば、配慮を心配り、心づかい、気配り、と和語で言い換えた時、より真実に近づけないでしょうか。
行ないに向かわせることばとして、力があるように感じます。
【この記事で漢語から和語への言い換えたもの】
明確に→明らかに、躊躇する→戸惑う、嫌悪感→嫌な感じ、作業→務め、解体→壊す、行動→行ない